大潟村の建設

総合中心地

大潟村は理想的な農家生活環境を創設し、高度の農業経営と生活上の利便を得るという観点から計画されています。
総合中心地は、居住施設区(農家住宅、公用、公共用住宅)とその東部、南部、西部にある農業生産施設区からなり、住居施設の中央部には幅200mのセンターベルトとよばれる公共施設帯が設けられています。
公共施設の中には、保育園と幼稚園(現こども園)・小学校・中学校・役場・議事堂・公民館・児童館・診療所・警察派出所・上水道施設・墓苑等が事業団等により建設されています。その他JA会館・加工開発センター(現大潟村加工センター)・農産物加工センター・農業試験場大潟農場・改良普及センター・消防大潟分署・衛生処理場・電話交換所・村民センター・保健センター・体育館・野球場・郵便局・土地改良区・温泉保養センター・種苗センター・生物資源総合開発利用センター(現生態系公園)・商店街などが設置されました。
センターベルトの東西には面積約20ha、戸数約150戸を 1単位とする住区が設置されており、この住区の中には児童館が 1館ずつ設置されています。南側には秋田県立大学短期大学部(現秋田県立大学大潟キャンパス)とその付属研究施設があり、生物工学研究所も設置されました。西側にはオオセッカのいる日本で最初の大潟草原鳥獣保護区があり、野鳥の楽園となっています。

大潟村について

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